DTM出身 ルーカス・アウアーのレースキャリアとは?!


ルーカス・アウアー選手、本山哲監督、ティモ・ランプケイル氏

2019年の全日本選手権スーパーフォーミュラは取り上げたい話題が豊富です!!


今回はルーカス・アウアー選手を特集いたします。


2年連続ノーポイントだった『B-Max Racing』今シーズン開幕戦でスーパーフォーミュラデビューを果たしたルーカス・アウアー選手によってポイントを獲得したことも大きなトピックスでした。


ところで、みなさん。ルーカス・アウアー選手のこと、どこまでご存知ですか?


『ゲルハルト・ベルガーの甥』というプロフィール以外にどんなキャリアを辿ってスーパーフォーミュラに辿り着いたのかを今一度見て見たいと思いません??


というわけで、今回はルーカス・アウアー選手をご紹介します。





ルーカス・アウアーのキャリア

ルーカス・アウアー

ルーカス・アウアーは1994年9月11日 生まれのオーストリア人。


叔父にゲルハルト・ベルガーがいるという環境の中、4輪レースデビューは2011年。


フォーミュラBMWパシフィックシリーズから改名した『JK Racing Asia Series』で4輪デビューを果たしました。


『JK Racing Asia Series』というカテゴリー、聞き馴染みがないと思いますがフォーミュラBMWパシフィックシリーズへのBMWからの支援が終了し、代わりにインドのJKタイヤが選手権スポンサーに就任したことから選手権名称が改名されたものです。


フランスのレーシングカーコンストラクター「ミゲール」のFB02というシャーシにBMWエンジンという組み合わせはフォーミュラBMWから変わりません。


2011年シーズンではルーカス・アウアー選手と、ランボルギーニ使いとして日本のスーパー耐久にもCARGUY Racingから出走経験もあるAfiq Yazid選手との激しいタイトル争いが繰り広げられましたが、7ポイント差でルーカス・アウアー選手がシリーズタイトル争いを制し、チャンピオンを獲得しました。


2012年から2014年の3シーズンは欧州に戻り、ヨーロピアン・F3選手権に参戦。


Van Amersfoort Racing、プレマパワー、ミュッケと1年ごとにチームを渡り歩き、2014年のミュッケからの参戦の際には3勝し、シリーズ4位。


2014年のヨーロピアンF3のシリーズチャンピオンはエステバン・オコン、シリーズ2位にトム・ブロンクビスト、シリーズ3位にマックス・フェルスタッペンという強者揃いのシーズンでした。


そんな中でシリーズ4位は悪くない成績ではありましたが、この年限りでF3参戦を止め、2015年からはDTMに転向。


余談ですが、DTMを運営するITR e.Vの代表はゲルハルト・ベルガー氏が務めています。


チームは2015年にDTM初参戦となるART Grand Prixのメルセデス。


新チームということもあり、フル参戦24台中23位という順位に終わりました。


翌年2016年には強豪ミュッケに移籍し1勝、2017年にはHWAに移籍し3勝、シリーズ6位を獲得。


F3の頃もそうですが、毎年のようにチームを移り変わる”渡り鳥”のようなドライバーです。


このままDTMでのキャリアが続くかと思われましたが、2018年いっぱいでメルセデスがDTMから撤退したことで、転機が訪れました。





来日


スーパーフォーミュラ、そして全日本F3選手権の合同テストにも参加しに来日したルーカス・アウアーでしたが、2019年のスーパーフォーミュラへの参戦を発表。


エントラントのB-Max Racingだけではなく、2019年から参加が決まったレッドブル・ジュニアチームからも同様のリリースが出されました。


これでチーム無限のダニエル・ティクトゥムの車両に加えて2台のレッドブルカラーが走ることとなりましたが、遠目に見ると違いがわからないなどの声も聞こえたり・・・


昨年はチーム無限にしかなかったレッドブル冷蔵庫も

開幕戦の鈴鹿、決勝レースでは前方を走る車両にトラブルやアクシデントが続出したこともあり、4度のセーフティカーが入る荒れたレースに。


9週目のSC導入時にピットイン。


ピットアウト後はペースを落とすこともなく、安定した走りを続け8位でチェッカーを受け、最終結果では上位にペナルティが課されたことで7位完走。


来日初レースで、チーム創設以来初めてのポイントを獲得した活躍に注目が集まりました。





まとめ

ルーカス・アウアー

チームメイトのハリソン・ニューウェイとの比較で「落ち着いている」と評されるルーカス・アウアー選手。


ドイツDTMでの活躍で日本でも結構前から名前をよく見かけるドライバーですが、まだ24歳


日本ではまだスーパーフォーミュラのみの参戦ですが、箱車のキャリアも長いので、ハリソン・ニューウェイのようにスーパー耐久などに参戦する姿も見てみたいと個人的には思ったり・・・


将来が楽しみなドライバーです。



Text & Photo BY RacingDiary

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