レーシングドライバー”DRAGON”に期待すること


DRAGON選手

まず、本記事をお読みいただくにあたってお伝えしておきたいことがあります。


本記事はジェントルマンドライバーを取り上げる記事ではありますが、「あのジェントルマンの本業はXX」とか「実家は●●」などの個人情報はありません。


そういった記事をお求めの方は他をあたってください。


ジェントルマンドライバーは、アマチュアです。


プロフェッショナルではないからこそ、情報の取り扱いは慎重にせねばならない。


それはメディアもそうであるし、匿名アカウントが蔓延るインターネット上でも同様だと思います。


それでは、今回特集するドライバーはDRAGON選手。



DRAGON選手

あんな前置きを書いておいて何ですが、こちらのDRAGON選手に関してはアマチュアドライバーでありつつも、プロフェッショナルチームのオーナーと言うこともあり、例外的に扱うべきなのかもしれない。


彼が代表を務めるチームは2019年シーズン、全日本選手権スーパーフォーミュラ、SUPERGTのGT500、全日本F3、アジアF3に参戦している『B-Max Racing Team』だ。


関連会社に『B-MAX ENGINEERING』があり、こちらはアマチュアドライバーに向けたレーシングチーム運営を行なっており、FIA-F4日本シリーズに参戦。


同社はスーパー耐久のTAIROKU Racingのメンテナンスも引き受けたり、JAF-F4のコンストラクターとしてシャーシを供給するなど、幅広くモータースポーツ関連事業を手がけている。


B-Max Racing Team』と『B-MAX ENGINEERING』の違い、前者がプロフェッショナルレースに参戦し、後者はあくまでアマチュア主体のレース活動を行なっている点だ。


B-MAXの名前が誕生したのは2010年と最近ではあるが、今や日本の最高峰4輪レースに参戦し、瞬く間に日本を代表するレーシングチームの1つとなった。


といってもそのあたりのエピソードは有名雑誌の企画と被りそうなので少し着地点をズラし、レーシングドライバーとしてのDRAGON選手についての特集としました。






レーシングドライバー”DRAGON”

DRAGON選手

1967年生まれのDRAGON選手だが、今期は全日本F3だけではなく、アジアF3、FIA-F4日本シリーズにも参戦しており、非常にアクティブである。


フォーミュラ志向のあるドライバーではあるが、2004年にはプロモデットコミネエンジニアリングの『PROMODET JUジャナイト ポルシェ993』で第33回インターナショナルポッカ1000kmに参戦し、旧型の993ながらクラス4位で完走した経験を持つ。


スーパー耐久に「BYOUBUGAURA Z」で参戦したり、もはや懐かしいカテゴリーJLMC*(全日本スポーツカー耐久選手権)にも参戦とハコ車や耐久の経験は豊富。


*余談(JLMC懐かしいですよね・・・あれは無茶でしたなぁ・・・)



DRAGON選手

DRAGON経歴、素晴らしいものも数々ある。


全日本F3選手権のNクラスチャンピオンなど、プロを目指す若手でもなかなか手にできないものを手にしている。


50歳を超えてのF3マカオGPデビューには世界中が驚いた。


今シーズンもFIA-F4にスポット参戦ながらも鈴鹿ラウンド終了時でインディペンデントカップ4位につけており、あのF3マカオGP参戦も果たしたトップジェントルマンらしさを発揮している。


しかし、やはりこれらの経歴はジェントルマンクラス、マスタークラスなどのクラス優勝、クラスチャンピオンばかりで総合成績では優勝経験はない。


これが、ジェントルマンの限界でしょ?という人もいたが筆者はそれに同意しない。



DRAGON選手

筆者はいつか、DRAGONがクラス優勝ではなく、総合優勝してくれないかということを密かな楽しみにしている。


もちろん、本業も多忙を極めるジェントルマンだが、同じアマチュアドライバーとして、『プロを目指す若手の行く手を阻むおっちゃん』であって欲しいのだ。


『チームオーナーとして若手をF3に起用しつつ、優勝は自分がかっさらう』


こんなドライバー見てみたくないですか?




きっと最高にカッコイイと思いますよ。



DRAGON選手


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