自称業界最小最弱も魅力はぎっしりArnage Racing

???「優勝したK-tunes RacingやTOM'Sの記事の方がクリック率高いのになぜ書かない」


RD「いや、書きたいものしか書きたくないし・・・」


といった会話が編集部でなされたか真意のほどは想像にお任せ致しますが、今回はSUPERGT SUZUKA 300km Race、GT300クラス、24番手で完走したArnage Racingについて書こうと思います。


ARNAGE AMG GT3

そもそもこのチーム、凄いんですよ。


公式Twitterアカウントのプロフィールに「自他共に認めるギョーカイ最小最弱チーム」って書いちゃってますからね。


勝つか負けるかしかないレース界隈で、それも国内の一番人気のトップカテゴリーで「ギョーカイ最小最弱」って書けちゃうことに強烈なインパクトを受けました。


単純に「正直過ぎるなぁ!」と。


今回はそんな正直すぎる”Arnage Racing”をご紹介しよう。


Arnage Racingとは

ARNAGE AMG GT3

TOM'Sでエンジニアだった伊藤宗治氏が独立し1994年に開業したのが有限会社アルナージュ。


名称の由来はルマン24時間レースが開催されるサルト・サーキットのコーナー”アルナージュ”から。


他エントラントの車両メンテナンス等の、レース界の裏方を担ってきたアルナージュだったが、転機となったのは”A speed”の解散だ。


A speedは『でちゃう!』でお馴染みの株式会社 triple a 出版の瀬口雄一郎代表により設立されたGT300のチーム。


2010年よりAston Martin Vantage で参戦し、2012年まで3シーズンを戦ったチームだが、車両メンテナンスはアルナージュが担当し、エンジニアも伊藤宗治氏が務めていました。


特に印象深いのは2012年の鈴鹿1000km。


25番グリッドからスタートし、オーバーテイクを連発。


ゴールの時には全車をオーバーテイクしていた後というレースでした。


あまりの速さ、格の違いに『GT400』と呼ばれたことが懐かしい話です。


そんな速さを見せたA speedでしたが、2012年限りでチームは解散。


『GT400』とまで言われたAston Martin Vantageの走りはもう見れないのかと思った矢先、アルナージュが自らエントラントとなって参戦を継続するという話を聞いた際には嬉しかったものです。


それからも車両が変わったり、INGINGチームとタッグを組んでフェラーリを走らせたりしましたが、2018年からはまた単独参戦となり、メルセデスAMG GT3を走らせています。


さて、ここまではwiki代わりに長々と前置きを書いてしまったので、ここからは好き勝手書かせていただきますね。


Arnage Racingのここが好き① "弱小チームオーナー @itoutti"

公開車検中のARNAGE AMG GT3

編集部員が独断と偏見で紹介する『Arnage Racingのここが好き』というポイントでまず紹介したいのは "@itoutti"というTwitterアカウントだ。


アカウント名は『弱小チームオーナー@非公式』


あくまで非公式なので中の人が誰だとか明文化することは避けたいと思いますが、この方の呟きが面白いのですよ。


レースウィーク中にナーバスになった感情を吐露したりもあれば、工場でのメンテナンス、修理中の模様を写真付きでアップしたりとメカファンにとって貴重な写真も多い。


アカウントの中の人が自らカーボンを張り込んで、エアロを修理する様子など、リアルタイムで追っていくと不思議とこの小さなチームが好きになっていく不思議な魅力が詰まっています。


なので、フォローすることをお勧め致します、百聞は一見に如かず(あくまで非公式アカウントですがね!!)。


『弱小チームオーナー@非公式』さん

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https://twitter.com/itoutti


こちらは『Arnage Racing 公式 #50 公式』さん

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

https://twitter.com/arnage_racing




Arnage Racingのここが好き② パーソナルスポンサー制度

ARNAGE AMG GT3

最近はファンが自らチームへお金を払う個人スポンサー制度が流行ってます。


小林可夢偉選手がクラウドファンディングでケータハムF1のシートを掴んだように、ファンの『応援したい!』という気持ちは何物よりも強いものだと感じます。


Arnage Racingもパーソナルスポンサーを募集しているのでその内容をご紹介しよう。

Arnage Racing パーソナルスポンサー募集のお知らせ

まず、高校生以上のファンArnage Racing パーソナルスポンサーになることができる。


金額は6300円以上、それぞれが気持ちを添えて申し込む流れだ。


内容としてはオリジナルのパスやオリジナルグッズ、レースレポート配信と、ここまでは「よくある個スポだなぁ」という感じだが、ここからが少し違う。


「お茶券」というものが2枚付いてくるのだ。


これはチームのホスピタリティブース内でお茶できるという券だ。


もちろん、多忙なレースウィーク中ゆえに、車両走行時間中は使用できなかったり、混み合っていたら使用できないなどの制約はあるが、一回につき20分の滞在が可能です。


これはチームを間近で応援したいファンにはよだれも溢れる代物だ。


(もちろん、パドックまで入るためのパスは各個人で手配すること!!)。



ARNAGE AMG GT3

そして、中学生以下の良い子の皆さんお待たせしました。


中学生以下のファンは1000円を添えて申し込むことでキッズサポーターになれますよ!!


キッズ専用パスや、「お茶券」のおやつ版の「もぐもぐ券」という可愛らしい券が2枚付いてくる。


そして、『姫』からクリスマスカードや、誕生日カードが届くという嬉しい仕様だ。


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ここで「姫・・・?」となっている方も多いだろう。



ARNAGE AMG GT3

Arnage Racingの『姫』とはゼッケン50を付けているこの子のことだ。




Arnage Racing パーソナルスポンサー&キッズサポーター申込方法


さて、このパーソナルスポンサーとキッズサポーターだが、申込み方法は3通り


①メールにてチームに連絡する。


②チームのTwitter『@arnage_racing』にDM、もしくはフェイスブックのメッセンジャーで連絡。


すると、チームから申込要項が返信されてくるそうだ。


③サーキットで直接Arnage Racingのスタッフに声を掛ける。


必ずとは言えないが、現地でもパーソナルスポンサーとキッズサポーターに申込みが可能とのこと。


こちらの情報は2019年5月27日時点での情報なので、もう募集を行っていない可能性もあります。


募集状況などはArnage Racingの公式発信情報をチェックしてくださいね。



まとめ

ARNAGE AMG GT3

自他共に認めるギョーカイ最小最弱チーム」と自称する、Arnage Racing。


わかりやすい派手さはないが、レーシングチームとして車両をしっかりとメンテナンスし、2013年の初戦から毎戦、車両を走らせることができているこのチーム。


最小規模ではありますが、本当は最弱ではないんですよね。


本当の最弱なら22号車のR'Qs MOTOR SPORTSがメンテナンスを依頼するはずはないんです


ただ、規模は本当に小さい!!


スーパー耐久のST3クラスよりも小規模で、手作り感のあるチームです。


でも、だからこそ『応援したい』と感じてしまうのかもしれません。


毎戦ポディウムに乗るような強豪ではないのですが、魅力たっぷりなこのチームが私は好きです。


ARNAGE AMG GT3

TEXT BY RACING DIARY

パーソナルスポンサー募集のお知らせ画像:Arnage Racing フェイスブックより引用

その他画像/撮影:RACING DIARY

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