トランポ好きにはたまらない?! SUPERGT 鈴鹿 撤収作業をウォッチ!!


2019年5月26日夕方、『SUPERGT 2019 第3戦 SUZUKA 300km Race』が終了。


表彰式も滞りなく終わり、無料開放されたホームストレート上でファンの皆さんはそれぞれ思い思いに写真を撮ったり、動画を撮ったりしています。


オフィシャルからの誘導でメインスタンド側からの退場を即され、パドック側からホームストレート上に出た方もそのままメインスタンド側から帰路につくのが一般的だが、私はパドックで用事があった為にパドックトンネルを潜りパドックに戻りました。


そこで普段は見かけないSUPERGTの撤収作業を間近で観察できた為レポートをお届けしようと思います。


ピットの清掃

まず、レースで欠かせないピットの清掃から。


ピットの撤収作業は表彰式の途中から始まっています。


車両保管が終わるまでは車両積み込みができないので、チームが持ち込んだ機材やパーテーションをバラし、各種配線を外したりします。


写真のチーム・ゴウこと、マクラーレン・カスタマーレーシング・ジャパンは今年からの新規チームということもあってパーテーションも新品で綺麗ですね。


もちろん、ピット内だけではなく、ピットロードも片付けなければなりません。


ピットストップ位置の目印にガムテープなどを貼っているチームも多いのですが、ガムテープなど、ピットロードに剥がさずに帰るとサーキット側に注意されるケースも・・・


ホスピタリティテントの片付け

チームによってはパドックやピット内にホスピタリティテントを立てているところもあり、チームはゲストの退出が済んだら、即時テント内の清掃と備品の搬出に取り掛かります。


こちらはミライアカリ号を走らせるパシフィックレーシングのテント。


サイドシートを取り外し、ゲスト用の椅子なども片付けていますね。

こちらはレース終盤のパシフィックレーシングのテントです。


レースウィーク中は部屋のように周囲をサイドカーテンで覆っています。


中には扇風機も見えますね。


当日他のチームさんのテントにお邪魔してたのですが、ホスピテントの中は結構熱気が篭って蒸し暑いんです。


その為、鈴鹿の場合、レースクイーンさんやチーム関係者はパドック内に建てられている常設の”チームオフィス”を使用するチームも多いです。

ホスピタリティテントに関してはまた近日中に特集を組めればと思います。



タイヤ返却

『つちや』と書かれたエンケイのアルミホイールは25号車HOPPY 86 MCのもの。


撤収作業の中には供給されたタイヤの返却という大事なミッションもあります。


SUPERGTでは車両移動用(通称転がし用)以外のレースや予選、プラクティスで使用する本チャンタイヤは使用、未使用問わずレース後に必ず返却する必要があります。


(使用本数で支払い金額も変わりますので・・・)


各チーム、契約先のタイヤメーカーのタイヤサービスにタイヤが組み込まれたホイールを持ち込み、組み外しを行ってもらいます。


(写真:タイヤ組み外し前のチームマッハ/スピードスター製ホイール)


その為、チームはホイールだけ工場に持ち帰ります。


レース終了直後に、タイヤ&ホイールをゴロゴロと引っ張って移動させている様子を見かけるのはこういった理由があるからです。



トランスポーターの移動

レースウィークではチームのトランスポーターの多くは搬入日に指定場所に駐車後、トレーラーヘッドのみ、別の場所に移動させます。


SUGOでは馬の背コーナーのイン側にトレーラーヘッドが並ぶといった光景も見かけましたね。


撤収作業が始まり、パドックからお客さんが退出し、空いてきた頃にトレーラーヘッドが次々とパドックにやってきます。


トレーラーヘッドが連結され、並ぶ姿は圧巻です。


たとえ、トランスポーターマニアでなくともその迫力に好奇心をそそられます。



そうそう、トランスポーターを使用する際、必ず発電機が必要となりますが、これらの撤去も大事なお仕事です。


サーキットのスタッフではなく、チームメンバーや、チームに帯同している運送会社の社員さんが移動させます。



車両保管が解除されるとパルクフェルメからピットまで車両を戻し、トレーラーの到着を待ちます。


サポートレース

SUPERGTの撤収作業が佳境の中、サポートレースのポルシェカレラカップジャパンやFIA-F4の仮設テントはガランとしています。


サポートレースの撤収作業は、それぞれのレース終了時から始まっており、早いチームではSUPERGTのスタート進行前には全専属スタッフの撤収が終わって帰路に着いたところもありました。


GPスクエア/イベントスペース

撤収といえば、エントラントだけではなく、GPスクエアに出店していた各イベント出展者さんも同様です。


SUPERGTですとかなり大掛かりな仮設建造物も建てていたりするので、撤収作業も大掛かりなものになります。



まとめ


レーシングダイアリーが鈴鹿サーキットを後にしたのは21時ごろでした。


その頃、ちょうどタイヤメーカーさんのロゴが掲げられたトランポが列をなして移動しているのを目撃しました。


そう、お客さんと同じく、関係者も『家に帰るまでがレース』なのです。


サーキットから全国各地の拠点に向けてレース車両や設備を積んだトレーラーは移動し、月曜日には荷下ろしとまた清掃があります。


そして次戦の第4戦はタイ・ブリーラム。


船便での車両輸送までそう時間もありませんのでタイに向けたメンテナンスを急ピッチで行う必要があります。


このように、レースが終わっても次のレースは始まっているのです。


たまには撤収作業を観察してみるのもアリだなと個人的には思いました。


*無論、エントラントや撤収作業の邪魔にはならないようにですがね。

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