香港チームが速い!! GTもS耐もポイント獲得"X Works Racing"とは?


X Works Racing スーパー耐久 2019 Audi R8 LMS

2019シーズンのSUPERGTでは『#33 エヴァRT初号機 X Works GT-R』、スーパー耐久では 『#83 X WORKS R8』と日本の2つのレースに参戦する『X Works Racing』。


SUPERGT第2戦 ”富士500kmレース”では『#33 エヴァRT初号機 X Works GT-R』が7番手でゴールし、日本の最高峰カテゴリーでもポイントを獲得。


エヴァンゲリオンレーシング / X Works

開幕戦の岡山国際サーキットの悪天候の中発生したアクシデントに巻き込まれる形でMY18の新車だった日産 GT-R NISMO GT3がクラッシュ。


写真の通り、大きく損傷しましたが翌戦で復活を果たし、富士スピードウェイを500km走り切りポイント獲得まで進めた『X Works Racing』が気になる存在となっている人も少なくないのではないでしょうか。


X Works Racing

『X Works Racing』は香港国籍のレーシングチームです。


昨年までスーパー耐久に『フェニックスレーシング・アジア』という名前で参戦していました。


名称の元となった『フェニックスレーシング』は1999年設立されたドイツのレーシングチーム、近年はアウディのワークス格のチームとしてDTMやブランパンGT選手権などに参戦しています。


X Works Racing スーパー耐久 2019 Audi R8 LMS

そのアウディ色の強い『フェニックスレーシング』のアジア地域担当法人として2016年に香港に設立されたチームです。


チームオーナーはマーチー・リー選手、香港から初めてF3マカオグランプリに参戦したプロドライバー。


マーチー・リー選手の事業の中で、日本のレースファンに身近なものはミニチュアカーブランドの”Tarmac Works”などなど。


そのほかにも様々なレース関連プロジェクトを展開していますが、それらの基幹となるメインカンパニー名が『X Works』ということです。


エヴァンゲリオンレーシング / X Works

SUPERGTでは日産 GT-R NISMO GT3のカスタマーレーシングであることからアウディのワークス格の『フェニックスレーシング』の名前を名乗ることはせず、『X Works Racing』を名乗り始めたとのこと。


なお、アウディ以外ではベントレー・コンチネンタル GT3を走らせたりもしていますのでフルワークスという訳ではないですね。


X Works Racing スーパー耐久 2019 Audi R8 LMS

ついつい、エヴァンゲリオンとのコラボレーションに目を奪われますが、マーチー・リー選手のインタビューや、香港のサイトをチェックする限り、若いチームながらもドイツ『フェニックスレーシング』とのガッチリした連携をベースに戦歴を重ねているチームです。



X Works Racing スーパー耐久 2019 Audi R8 LMS

X Works SUPERGTのドライバーラインナップをご紹介


マーチー・リー選手

チームオーナーのマーチー・リー選手、42歳の香港国籍。


日本ではジェントルマンドライバーと勘違いされることもあるようですが、父親も元レーシングドライバーという『レース一家』に生まれ、1997年の中国・フォーミュラルノーでの4輪デビュー以来20年以上、一貫してアジアのレースに出場し続けてたプロドライバーです。


フォーミュラBMWアジアシリーズではチャンピオンを獲得するの経歴も。





ショウン・トン選手

Aドライバーはショウン・トン選手、23歳の香港国籍。


レーシングカートで活躍してからイギリスのジュニアフォーミュラを経験。2015年にAudi Sport Customer Racing Asiaの育成プログラムメンバーに選ばれ、アウディスポーツTTカップを経てブランパンGT選手権、ニュルブルクリンク24時間レースでGT3のAudi R8 LMS Ultraで参戦。


若いながらもヨーロッパでの経験を積んだ『X Works Racing』のエースです。







Shinya Sean Michimi(道見・ショーン・真也)選手

Cドライバーには日本とアメリカのハーフのShinya Sean Michimi(道見・ショーン・真也)選手、25歳。


アメリカ・オハイオ育ちですが、2012年にはフォーミュラ・チャレンジ・ジャパンに参戦。


その後はインドのMRFチャレンジやイタリアを中心に開催されたAUTOGPでも優勝。


AUTOGPでは佐藤公哉選手がチャンピオンを獲得した”EURONOVA RACING"からの参戦ということで日本からの注目が高かったことを覚えています。


2016年にはアメリカでのランボルギーニ・スーパートロフェオ・ノースアメリカシリーズでのチャンピオンを獲得する、若手の実力派です。


まとめ

X Works Racing スーパー耐久 2019 Audi R8 LMS

SUPERGTへ”アジア枠”として参戦を開始した『X Works Racing』。


今後よりグローバル化を進めていかなければならないSUPERGTへ参戦するアジアのチームが増えるキッカケのとなるのではないでしょうか。


もちろん、国内エントラントも大事ではありますが、日本チーム、海外チームがお互い切磋琢磨するレースは見応えがあると感じています。

X Works Racing スーパー耐久 2019 Audi R8 LMS


X Works / マーチー・リー選手画像 ©️エヴァンゲリオンレーシング プロジェクト

X Works / ショウン・トン選手画像 ©️エヴァンゲリオンレーシング プロジェクト

上記引用元URL:http://eva-racing.com/race2019/news_release/


特記無き写真 BY Racing Diary

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