世界8レースの”GT3”参戦車種別台数を数えてみた。


世界中のGTレースで走りを魅せるレーシングカーカテゴリー”GT3”。


日本のレースでも活躍を目にする比較的身近なカテゴリーですが、どのレースでどの車種が多いのかって気になりません?


そこで今回のレーシングダイアリーでは、世界の主要耐久レースを中心に、8レースイベントでの”GT3”の車種別参戦台数をエントリーリストをベースに集計しました。


なお、同一シャーシによる複数のレースへの参戦も確認出来たため、あえて8レースの車種別参戦台数の合計値は計算しておりません。


あくまで参考としてご覧いただければ幸いです。


台数が多い車両にはそれなりの理由も・・・?


それでは見ていきましょう。


2019 デイトナ24時間レース(GTDクラス)

(写真はSUPERGT #87 JLOCのLamborghini Huracán GT3 Evo)


Lamborghini Huracán GT3 Evo:5台

Audi R8 LMS:4台

Porsche 911 GT3 R:4台

Ferrari 488 GT3:3台

Acura NSX GT3:2台

Mercedes-AMG GT3:2台

Lexus RC F GT3:2台

BMW M6 GT3:1台


今年のデイトナ24時間ではLamborghini Huracán GT3 Evoが5台という一大勢力に。


ランボルギーニ社としても北米は大切な顧客が多い地域。


世界一速いワンメイクレース”スーパートロフェオ・USA”を開催するなど北米でのモータースポーツ活動に熱心です。


2019 セブリング12時間レース(GTDクラス)

(写真はSUPERGT #88 JLOCのLamborghini Huracán GT3 Evo)


Lamborghini Huracán GT3 Evo:4台

Audi R8 LMS GT3:3台

Lexus RC F GT3:2台

Mercedes-AMG GT3:2台

Porsche 911 GT3 R:2台

Acura NSX GT3:2台

Ferrari 488 GT3:1台

BMW M6 GT3:1台


デイトナと同じく、アメリカを代表する24時間レースです。


そのため、デイトナの参戦台数に少し近いですね。


こちらもLamborghini Huracán GT3 Evoが4台参戦。


2018 ニュルブルクリンク24時間レース(SP9クラス)

(写真は SUPERGTの#9 PACIFIC RACING のPorsche 911 GT3)


Porsche 911 GT3 R:8台

Mercedes-AMG GT3:7台

Audi R8 LMS:7台

BMW M6 GT3:6台

Aston Martin V12 Vantage:1台

Lamborghini Huracan GT3:1台

Ferrari 488 GT3:1台


ニュルブルクリンク24時間といえば、ドイツの自動車メーカーが威信をかけて挑むレースでもあります。


ポルシェ、メルセデス、アウディ、BMWと4メーカーで28台も参戦。


世界的注目を浴びても、やはり”ドイツのレース”ですね。


2018 スパ24時間レース(GT3車両のみ集計)


Mercedes-AMG GT3:13台

Audi R8 LMS:9台

Lamborghini Huracan GT3:8台

Ferrari 488 GT3:6台

BMW M6 GT3:4台

Aston Martin V12 Vantage:4台

Porsche 911 GT3 R:4台

Bentley Continental GT3:3台

Lexus RC F GT3:2台

Nissan GT-R Nismo GT3:2台

Acura Honda NSX GT3:1台


Mercedes-AMG GT3が13台と、アウディより4台も多く参戦。


ドイツメーカーの台数が多いのはドイツに近いことも関係あるのかもしれません。


世界的に減りつつあるフェラーリ勢が6台も参戦しました。


こちらのレースだけ2018年のデータのため、Lamborghini Huracan GT3はエボリューションモデルではありません。


2019ドバイ24時間レース(A6-Proクラス&A6-Amクラス)

(写真はSUPERGT #21 Team HitotsuyamaのAudi R8 LMS GT3)


Audi R8 LMS GT3:8台

Mercedes-AMG GT3:6台

Porsche 911 GT3 R:3台

Lamborghini Huracán GT3 Evo:2台

Nissan GT-R Nismo GT3:2台

Ferrari 488 GT3:1台


こちらはアウディが8台も参戦、スパ24時間に次ぐ参戦台数となります。


Asian Le Mans Series 2018-2019(GTクラスのGT3車両のみ集計)

(写真はスーパー耐久 #300 TAIROKU RacingのFerrari 488 GT3)


Ferrari 488 GT3:2台

Audi R8 LMS:2台

Aston Martin V12 Vantage GT3:1台


2018-2019のアジアンルマンシリーズでは日本のCARGUY Racingがタイトルを獲得し、2019 ルマン24時間レースへの参戦権(GT-Amクラス)を獲得しました。


Ferrari 488 GT3そのままではGTE規定で開催されるルマン24時間レース GT-Amクラスへの出走はできないため、488 GT3をGTE車両に改造する作業を受けているそうです。


2019 SUPERGT (GT300クラス/FIA GT3のみ集計)

(写真は #56 KONDO RACINGのNissan GT-R Nismo GT3)


Nissan GT-R Nismo GT3:6台

Mercedes-AMG GT3:4台

Honda NSX GT3:3台

Lexus RC F GT3:3台

Lamborghini Huracán GT3 Evo:2台

Audi R8 LMS:1台

Porsche 911 GT3 R:1台

ASTON MARTIN VANTAGE AMR GT3:1台

McLaren 720S GT3:1台


日本を代表するGTカーレース、SUPERGT。


世界では台数が少ないGT-Rが6台も参戦。


最新のGT3ホモロゲーション車両であるMcLaren 720S GT3も参戦するなど、世界のビッグレースに劣らない車両バリエーションを誇ります。


2019 スーパー耐久(ST-Xクラス/シリーズエントリーのみ集計)

(写真:スーパー耐久 SUGO #300 TAIROKU Racingと #777 D'STATION Racing)


Nissan GT-R Nismo GT3:2*

Audi R8 LMS:1

Mercedes-AMG GT3:1

Lexus RC F GT3:1

Ferrari 488 GT3:1*

ASTON MARTIN VANTAGE AMR GT3:1


ASTON MARTIN VANTAGE AMR GT3の世界初優勝は2019 スーパー耐久の開幕戦 鈴鹿でした。


なお、スーパー耐久シリーズエントリーのFerrari 488 GT3(#300 TAIROKU Racing)は開幕戦 鈴鹿でのアクシデントにより全損。


第2戦以降、MY18型 Nissan GT-R Nismo GT3にチェンジしているがシーズン前のエントリーリストのまま掲載しています。


現在はNissan GT-R Nismo GT3が3台参戦。富士24時間にはスポット参戦も増え総勢4台のGT-Rが参戦する予定とのことです。


まとめ

このようにリストアップしてみると、日本のSUPERGTの車両バリエーションの多さも感じ取れましたね。


”ヨーロッパに行かなければ見られない!”という車両もそこまで多くはないですね。


2019年5月現在のSUPERGTとスーパー耐久ではFerrari 488 GT3やBentley Continental GT3などが見られない状況ですが、世界中の強豪GT3車両が集う”鈴鹿10時間レース”やブランパンGTアジアシリーズなどを通して日本でも見られる機会はあるかと思われます!!


”TCR”や”GT4”などのカテゴリーも少しずつ盛り上がりを見せてきていますが、まだまだ”GT3”も面白さは詰まっていますよ!!


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