TOM'S連勝を止めた”B-Max Racing with motopark” 第1戦/第2戦を振り返る。


全日本F3開幕レースを完勝した B-Max Racing with motopark

4/20~4/21に鈴鹿サーキットで開催された全日本F3選手権の第1戦/第2戦。


全レースでTOM'Sが勝利するという2018年シーズンを終え、今年も圧倒的にTOM'S優勢と思われましたが、ドイツの名門motopark/モトパークとの提携が早速結果として現れました。


今回はTAIROKU RACINGを含め5台あるB-Max Racing with Motoparkのドライバーと第1戦、第2戦について振り返ります。


サッシャ・フェネストラズ

サッシャ・フェネストラズ

第1戦の優勝で「あのTOM'sを仕留めた男」として注目を浴びたサッシャ・フェネストラズ。


スーパースタートダッシュで宮田の前に出た後は完璧なペース調整でトップをキープ。


言うことなしの「凄い奴」という印象のドライバーだったが、第2戦は自身のミスでSC明けに前方を走る宮田に対し距離を詰めすぎ左リアにフロントウィングを接触。


サッシャ・フェネストラズ

SC明けのスタートは、また高度な駆け引きが繰り広げられるが、シリーズタイトルを考えれば引くべきところは引いて欲しかった。


そう感じる第2戦でした。


しかし、予選決勝とトラブルやアクシデントがなければ「驚異的に速い」ドライバーです。


今のうちに注目しておきましょう、撮影できる写真は撮影しておこう、サインもらえるときは貰っておこうと思わせる、将来に期待が大きいドライバーです。


エナム・アーメド

エナム・アーメド

ThreeBond Racingとの契約が白紙となり、B-MAXに”移籍”する形となったエナム・アーメド選手。


その”移籍”に関してどのような理由があったかはわかりませんが、彼のキャリアにとって大きくプラスに働いたのではないか?と思います。


エナム・アーメド

正直、あまりマークしている訳ではなかったのですが、第1戦で見せた落ち着きあるレース運びで3位を獲得、そして第2戦で2位となったことからシリーズタイトルへも期待がかかります。


サッシャ・フェネストラズと違い、1発の速さはあまり感じられませんが、”勝負強さ”はこの2レース、1番感じ取れるドライバーでした。


(2017年のBRDC British Formula 3 Championshipのチャンピオン、2018年はヨーロピアンF3で2勝もしているんですね・・・)


アメヤ・ベイディアナサン

アメヤ・ベイディアナサン

第1戦はマシントラブルでリタイア、第2戦はマスタークラスの山口大陸に次ぐ総合11位に終わったアメヤ・ベイディアナサン選手。


日本でのレースは初めてだが、欧州ではF3クラスのマシンで3年走った実は”F3ベテラン”の22歳のインド人。


フェネストラズやアーメドに比べ、欧州で目立った成績は残せていないが、ひとまず”崖っぷち”の中の来日であることは一目瞭然だ。


アメヤ・ベイディアナサン

第2戦は1コーナーでスピンを喫したが、モビリティランドのマーシャルカーが巻いたオイルによるものなのでこの2レースで彼のドライビングを評価するのは時期尚早だと思いました。


日本でのレース活動を通じて成長し、さらなるキャリアアップに繋げれるレースをして欲しいと心から願っております。


山口大陸

山口大陸

マスタークラスを連続で優勝でした山口大陸選手。


2戦とも安定感のある走りを見せていたが、特に第2戦では同じB-MAXのアメヤ・ベイディアナサンに前を許さず、ベテランらしい落ち着いたレース運びだった。


マスタークラスは独走。ポディウムの常連だ。

2019年シーズンは全日本F3だけではなく、アジアンF3、スーパー耐久と大忙しのシーズン。


41歳ながら年齢を感じさせないほどドライバーとして著しい成長が見られるため、引き続き注目していきたい。


DRAGON

B-Max Racing with Motopark DRAGON

B-Max Racing with Motoparkのチーム代表でもあるDRAGON選手。


今週末だけで合計7台を走らせるチーム代表という激務を努めつつ2戦連続マスタークラス2位を獲得。


第1戦終了後、ヘルメットを脱いで「1-3やったじゃん!!」とチーム代表としての満面の笑みを見せていた。


チーム代表としての能力はB-MAXチームのアグレッシブな急成長を見ている方々にはもはや説明する必要もないかと思います。


ドライバーとしても、よりアグレッシブな走りを見せてくれることを願うばかりです!!

B-MAX Racing Team

ALL Text&Photo By Racing Diary



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