アウディ CES2020出展概要を発表。スマートでパーソナルなモビリティを提案


2020年1月6日


アウディは2020年1月7日~10日に開催されるコンシューマーエレクトロニクスショー2020(CES)の出展概要を発表した。


CESは、家電製品の専門見本市として世界最大規模を誇り、未来のトレンドを知るための重要な場所と見なされている。


中でも注目はコンセプトカーのAudi AI:MEだ。


コンセプトカーAudi AI:MEは、ユーザーの希望やニーズを満たす、家庭と職場に次ぐ「第3の生活空間」としての役割を備えている。


運転の自動化はもちろんだが、ユーザーは、アイトラッキング機能を使ってクルマとコミュニケーションを取ることができ、例えばお気に入りの食べ物を注文することも可能なのだ


ウェルネス体験も提供され、車載VRゴーグルを装着すれば、壮大な山岳風景の中でバーチャルフライトを楽しむことができる。


このテクノロジーは、実車の走行に合わせてバーチャルコンテンツを調整。


その結果、乗員は完全にリラックスして、忙しい日常生活から解放されることができます。目的地に到着すると、バーチャル映像は現実の映像に戻ります。


Audi AI:MEは、ユーザーの好みと車両のナビゲーションデータに基づいてコーディネートを行うため、注文した食べ物は時間通りに配達される。


CES 2020を訪れたメディアは、自動運転体験の一環として、この共感力を備えたモビリティパートナーを試乗することが可能とのことだ。




アウディ インテリジェンス エクスペリエンス:共感力を備えたクルマ

"自分で考え、乗員に共感するクルマがあったら?"


「アウディ インテリジェンス エクスペリエンス」は、その答えを示してくれるとのことだ。


Audi AI:MEはユーザーとその習慣を理解し、人工知能とインテリジェント機能を組み合わせて、乗員の安全、健康、快適性を高める。


自己学習を行うナビゲーションシステムは、すでに現行のMMIシステムに組み込まれている。


システムは、目的地のデータを保存し、日付や時間、現在の交通状況を考慮しながら推奨ルートを提案する。


将来的には、シートの位置、メディア、ルート案内、車内の温度から香りに至るまで、ユーザーの好む機能や設定に関する詳細な分析が行えるようになるだろう。


共感力を備えた未来のアウディは、短時間のうちにユーザーの好みを理解し、自動的にそれを適用できるようになるとしている。


必要に応じて、運転スタイルや体調をモニターすることで、ユーザーの状態をベースにした車両セッティングも行えるようになるだろう。


CES 2020では、アウディ インテリジェンス エクスペリエンスのプロトタイプが備える基本機能を体験することができるとのことだ。




空間的ビジョンとオンデマンドによる提案

目的地が存在する横道を正確に指し示すナビゲーションの矢印。


CES 2020の展示車に搭載される3D複合現実ヘッドアップディスプレイにより、これは現実のものとなる。


CESで発表されるこの新技術は、サムスン電子と共同開発したもの。


3Dテレビの場合と同様に、各画像について2つのビュー(左目用の1つのピクセルと右目用の隣接するピクセル)が生成される。


これにより、3D複合現実ヘッドアップディスプレイの画像は、ドライバーの前方8〜10mの距離に浮かんでいるように見えるのだ。


巧みな表現方法により、この距離感は70m以上にまで変更することも可能。


それにより、遠くを見て走行しているときに、画像を見るために目の焦点を合わせ直す必要がなくなる。


さらなるハイライトは、オンデマンドで作動する透明なディスプレイだ。


スクリーンは縦15cm、横122cmのサイズで、下端はインストルメントパネルに埋め込まれている。


これは、透明な有機ELディスプレイと、特に濃いブラックを表現する黒のレイヤーという2層構造になっている。


情報の表示に必要ない部分は透明なままになっていることが、このディスプレイの大きな特徴だ。




自動車の未来は、完全な電動化とインテリジェントなコネクテッド機能が前提

「これは空想の世界の出来事ではありません」とアウディは強調する。


CESのアウディブースで展示される車両は、コンセプトカーのAudi AI:ME、12.3インチのタッチスクリーンを備えて市販車に近いショーモデルであるAudi Q4 e-tron conceptから、2020年春に搭載が開始されるデジタルマトリクスLEDヘッドライトを備えたAudi e-tron Sportbackまで、多岐にわたる。


Photo:Audi

Edit:RacingDiary編集部

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