ガルフ12時間レース:アウディが完勝!! フェラーリのバレンティーノ・ロッシは総合3位!!


2019年12月12〜14日、F1アブダビGPでお馴染みのヤス・マリーナ・サーキットで『2019 ガルフ12時間レース』が開催されました。


『ガルフ12時間レース』はGT3、GT4、ランボルギーニ・スーパートロフェオ、ポルシェ911カップカー、そしてプロトタイプのLMP3といった数々のカテゴリーの車両が参戦できる中東名物の耐久レースで、今年9年目を迎えます。


数々のカテゴリーといってもエントリー台数はLMP3が2台、ポルシェ911カップカーが2台、ランボルギーニ・スーパートロフェオが3台、GT4が6台、GT3が18台というもので、GT3に至ってはさらにプロクラス、プロアマクラス、アマクラスとさらに3クラスに分割されています。


LMP3の1台はユナイテッドオートスポーツのリジェJSP3、スーパートロフェオにはアジアでもお馴染みのGDL Racingが参戦していますが、このレースの主役はやはりGT3でしょう。


ガルフ12時間レースの最大の特徴は『12時間レース』という名称ですが、実際にはレース1とレース2という6時間レースを2度行うというものです。


予選でポールポジションを獲得したのはHTPモータースポーツのマクシミリアン・ゲッツ、ドミニク・バウマン、アル・ズバイル・アル・ファイサルのメルセデス AMG GT3。


予選2番手にはGT3プロアマクラスのBarwell Motorsportのランボルギーニ・ウラカン GT3 EVOが入り、予選結果からもプロクラスとプロアマクラスの差は大きくはなく、プロアマクラスでも総合優勝を十分に狙えることがわかりました。




レース1

最初の6時間であるレース1、スタートの1コーナーで3番手の66号車のAttempto Racing アウディ R8 LMS GT3がBarwell Motorsportのランボルギーニ・ウラカン GT3 EVOを交わして2番手に浮上。



後方ではランボルギーニ・スーパートロフェオが持ち前のストレートスピードを発揮し、ロングストレートでGT3アマクラスを交わすシーンも見られました。


GT3とスーパートロフェオの混走はなかなか見られるものではありません。


レースはHTPモータースポーツのメルセデス AMG GT3が2台のアウディをなんとか押さえつる形でリード。


レース1も残り2時間20分となったとき、アマクラスのAFコルセ フェラーリがスピンし、コース脇にストップ。


フェラーリはすぐにコースに戻りましたが、レースコントロールはセーフティーカーを導入。


セーフティーカー導入ということで、各チームはこのタイミングでピットを消化しますが総合首位のHTPモータースポーツ メルセデスAMG GT3はコースにステイ。


結果的にこの作戦が大きな失敗となりリードを失いました。


さらに不運は続き、終盤の燃料系のトラブルで2週遅れとなり、HTPモータースポーツ メルセデスAMG GT3は総合5位でレース1を終えています。


そんなレース1でトップチェッカーを受けたのはGT3プロクラスでエントリーのAttempto Racingの66号車、アウディR8 LMS GT3のリナト・サリコフ、クリストファー・ミース、ドライス・ヴァンソー組。


2位にはAttempto Racingの55号車となり、アウディR8 LMS GT3がワンツーという結果となりました。


総合6番手、GT3プロアマクラス1位にバレンティーノ・ロッシ、ルカ・マリーニ、アレッシオ・サルッチがドライブするフェラーリ 488 GT3が入っています。





レース2

レース1終了後、40分間のメンテナンスタイム後に行われたレース2でも引き続きAttempto Racingの2台のアウディがレースをリード。


トップを走る66号車にはレース1のピットストップ作業違反により、44秒のストップアンドゴーペナルティが課せられていましたが、レース2開始30分で発生した83号車のフェラーリ 488 GT3とGT4のアストンマーティンのアクシデントにより、セーフティカーが導入。


66号車アウディはセーフティカー導入中にペナルティを消化し、コースに戻った際には僚友55号車の12秒後方と、ペナルティのロスを最小限に抑えました。


その後66号車はハイペースで55号車を追い、トップに返り咲き、そのままチェッカーを受け総合優勝を獲得しました。


メンテナンスタイムの後はレースも大きな動きはないかと思われましたが、トップ2以下は激戦を展開。


プロ、プロアマクラスが入り混じる中、総合ポディウムの残り1席を獲得したのはレース1でプロアマクラストップだった46号車 バレンティーノ・ロッシ、ルカ・マリーニ、アレッシオ・サルッチ組のフェラーリ 488 GT3でした。


46号車フェラーリはロッシのドライブ中、ガス欠でコース上に一時ストップする場面もありましたが、それ以外は大きなトラブルもなく、ライバルのペナルティもあり、総合3位という大きな結果を残しました。





ライブストリームへのリンク


『ガルフ12時間レース』はレース1、レース2ともにYouTubeでライブストリームが配信され、現在アーカイブが視聴可能です。


F1やF2などではお馴染みのヤス・マリーナで行われるGTレースを是非チェックしてみてください。


2019 Gulf 12 Hours - Live Streaming - Part 1


2019 Gulf 12 Hours - Live Streaming - Part 2


Photo:Foto Speedy

Text:RacingDiary編集部

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