モータースポーツ中継の裏側!! 国際映像のトレーラーに潜入取材!!


2019年10月24日、ランボルギーニ・スーパートロフェオの3つのシリーズ(ヨーロッパ、アジア、アメリカ)の予選が行われたスペイン ヘレス・サーキットでの出来事。


アジアシリーズの予選終了後、各所に足を運びインタビューを取りに回っていた際にVSRの根本悠生選手から「このあと時間あります? 珍しいモノが観れると思うので一緒に来ませんか?」というお誘いを頂きました。



最終戦のポールシッターからのお誘いを断るわけもなく、『珍しいモノ』ってなんだろう?と若干浮き足立ちながら歩き、パドックの奥まった所にある1台のトレーラーに辿り着きました。



中に入ってみたら、まさに『驚き』。



スーパートロフェオのレース映像をYouTubeやFacebook Liveを通じて世界中に配信している映像編集&送出センターだったのです。


無数のディスプレイにはサーキットに点在するコースサイドのカメラの映像、トラックポジションにライブタイミングまで。



お邪魔した時間帯はヨーロッパシリーズの予選Q2終了間近でしたが、チーフディレクターの指示がポンポンと飛んでいき、それに応じてスイッチャーが送出画面を切り替えていきます。


これがスイッチャーの手元です。


似通った色のボタンばかりでどこを押したらどうなるのかなど、検討すらつきません。



このトレーラーの持ち主であり、写真内でも絶賛作業中なのはスペインとイタリアに拠点を持ち、30年にわたってテレビやネット向けの映像制作会社『Videe』。


今回のランボルギーニ・スーパートロフェオのヘレス・ラウンドでも中継映像の制作を担当しています。



日本でも名前を聞く『Sky』や『BBC』などの仕事も担当し、ニュース番組からMotoGPやサッカーなどのイベント中継でもその製作力を発揮しています。


そんな映像会社さんと根本選手がどういうわけか親しげに話しており、不思議に思った私は理由を聞いてみました。



事のあらましはこんな感じです。


予選前日の10月23日の夜、ホテルに帰ろうとした根本選手がレンタカーでヘレス市内を移動中、レンタカーがパンク!!


ホテルに帰れない状況になりそうなところ、近くを通りかかった男性に声をかけ手助けして貰ったとのこと。


その際に助けて貰った方が『Videe』のスタッフ、マリオさんだったのです。


残念ながら、トレーラーを見学に伺った際、マリオさんは外出中でしたが、ドライバーであってもなかなか入ることのできない場所を見学し、ご自身も映像制作を趣味としている根本選手は貴重な体験に満足した様子。




トレーラーマップ


今回お邪魔したのはトレーラー右側から入るメインルーム。


ほかにも個室が3部屋ほどあり、とてもトレーラーの中とは思えません。





まとめ


インターネットが普及し、日本からでもヨーロッパやアジアのレースのライブ映像を気軽に見れるようになりました。


そんなレース映像は彼らのような映像のプロフェッショナルによって作られているのだと思うと、気軽に「カメラワークが〜」とか「スイッチャー何してるの?」なんて戯言は言えないなぁと感じました。


取材にあたり写真の撮影にご理解いただいた『Videe』のみなさん、そして根本選手に感謝申しあげます。


またサーキットでお会いしましょう!!


ALL Photo & Text by RacingDiary



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