FIA Motorsport GamesのGTカップ。22チームのエントリーリストが出揃う。



2019年11月1日から3日にかけてローマ近郊のヴァレルンガ・サーキットで開催されるFIA Motorsport GamesのGTカップに参戦する22カ国のエントリーリストが発表されました。

22台のGT3車両によって争われるGTカップでは各国の代表ドライバー(FIAカテゴライズ:シルバー1名&ブロンズ1名もしくはブロンズ2名)が予選と2回の決勝レース(60分)を戦い、勝利の証である『金メダル』獲得を目指します。

 

今年のGTカップのグリッドには、ヨーロッパ、アジア、北米、オセアニアからドライバーが集まります。


各国のドライバーラインナップとチーム運営を担当するエントラント、そして使用されるGT3車両を一挙にご紹介いたします。




オーストラリア

ドライバーはスティーブン・ローブとブレントング・ローブの親子体制。


ポルシェ911 GT3 Rをドライブします。


エントラントはポルシェでのモータースポーツ活動を専業とするドイツのHerberth Motorsportが担当。




ベラルーシ

オーストラリアと同様、こちらも親子でドライブ。


経験豊富な国際的なドライバーであるアレクサンダー・タルカニツァ・シニアとアレクサンダー・タルカニツァ・ジュニアは、フェラーリ488 GT3をドライブします。


エントラントはAT Racing Teamです。




ベルギー

ベルギーで建設業を営むジェントルマンドライバーのルイ・マシエルズと国際F3000の経験もあるニコ・ヴェルドンクとペアになります。


エントラントはドイツのAttempto Racing、車両はAudi R8 LMS GT3です。




中国

中国チームのドライバーはYaqi ZhangとXiaole He。


二人ともツーリングカーとGTレースで国際レースの経験を積んできました。


エントラントはPhantom Pro Racing Team、車両はMercedes-AMG GT3を使用します。




台湾

チーム台湾は、ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアに参戦しているガマレーシングがエントラント。


チーム母体がランボルギーニ・台湾を運営することからランボルギーニウラカンGT3を使用します。


ドライバーは、アジアで経験豊富なジェントルマンHanss Lin(林帛亨)に加えて、スーパートロフェオ・アジアにもガマレーシングから参戦した若手のエヴァン・チェン(陳意凡)が加わります。




デンマーク

ブロンズドライバー向けに欧州で開催されているBlancpain GT Sports Clubのチャンピオンのイェンス・モラーがWeatherTech SportsCar ChampionshipのGTDクラスで2度の王者に輝いた女性ドライバークのリスティーナ・ニールセンとペアを組み、強力なラインナップを形成。


エントラントはReno Racing、車両はホンダNSX GT3を使用。




フランス

チームフランスは、昨年のFIAモータースポーツゲームの先駆けであるFIA GTネイションズカップ参戦時のコンビ、ジャンリュックボーベリックと27歳のジムプラのコンビ。


エントラントはAKKA ASP、車両はメルセデスAMG GT3を使用します。




ドイツ

多数のGT3コンストラクターが存在するドイツ代表が選んだのはポルシェ911 GT3 Rでした。


エドワード・ルイス・ブラウナーとアルフレッド・レナウアーというポルシェに精通したドライバーで参戦。


エントラントはオーストラリアチームと同じ、Herberth Motorsportです。




香港

1人目のドライバーはFIA Motorsport Gamesで別の大きな役割を担うポール・イップ。


イップが代表を務めるKCMGは、FIA Motorsport GamesのF4カップ車の開発、供給を行いますが、それだけではなく、イップ代表もGTカップで自らハンドルを握ります。


そんな"イップ選手"のチームメイトはSUPERGTのGT300クラスにX Worksから参戦中のマーチー・リー。


エントラントはReno Racing、車両はホンダNSX GT3を使用します。




イタリア

地元イタリアはジャンルカ・ロダとジョルジオ・ロダの親子で参戦。


ホームラウンドで金メダルを獲得するために、Ferrari 488 GT3を使用。


エントラントも地元のAF Corseと体制は硬い。




日本

日本チームのドライバーは今年のBlancpain GT World Challenge Europeでプロアマクラスのチャンピオンに輝いた濱口弘と、今年ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパンでチャンピオンに輝いた笹原右京というラインナップ。


エントラントは中国籍のOrange1 FFF Racing Team、車両はLamborghini Huracan GT3を使用する。


アンドレア・カルダレッリが代表を務めるOrange1 FFF Racing Teamは今年、Blancpain GT World Challenge Europeのプロクラス、プロアマクラス、そしてBlancpain GT Series Endurance Cupのドライバーズタイトル獲得という成績を残している。




クウェート

チームクウェートのエントラントはOptimum Motorsport、車両はAston Martin Vantage GT3。


ドライバーはクウェートを代表する国際的なレーサーであるザイド・アシュカナニと、ドバイ24時間で2度クラス優勝したカレド・アル・ムダフのラインナップ。



マレーシア

ドライバーは鈴鹿10Hにも参戦したエイドリアン・ヘンリー・ダシルバとワイロン・タンのラインナップ。


エントラントはポルシェのワークスドライバーのアール・バンバーが代表を務めるオーストラリアのアール・バンバー・モータースポーツ。


車両はもちろんポルシェ911 GT3 Rを使用。




ポーランド

ドライバーはアンドジェ・ルワンドフスキとアルトゥール・ヤノシュ。


エントラントはイタリアのヴィンツェンツォ・ソスピリ・レーシング。


車両はランボルギーニ・ウラカンGT3を使用。




ポルトガル

ベテランドライバーのミゲル・ラモスと若手エンディケ・チャベスというドライバーラインナップのポルトガルはGTカップの優勝候補の1つに挙げられる体制の1つ。


エントラントはAttempto Racing、車両はアウディR8 LMS GT3を使用する。




ロシア

ロシアチームは昨年のスパ24時間レースでプロアマクラスの優勝を獲得したリナディ・サリコフとデニス・ブラトフのコンビで参戦。


二人はブランパンGTシリーズエンデュランスカップでもチームメイトの関係です。


エントラント名はTeam Russiaだが、リナルディレーシングのフェラーリ488 GT3で参戦します。


昨年のFIA GTネイションズカップに同じ体制で参戦、4位に終わったロシアチームは、今年バレルンガでのメダルポジションを狙っています。


 


スペイン

ドライバーはアルバロ・ロベラとフェルナンド・ナバレテ。


このペアは現在、スペインの国内ツーリングカー選手権でチームメイトでもあります。


エントラントはRacing Team Spain、車両はランボルギーニ・ウラカンGT3を使用。




スイス

クリスト・フレンツとADAC GTマスターチャンピオンのパトリック・ニーダーハウゼというラインナップ。


エントラントはラトンレーシング、車両はランボルギーニウラカンGT3を使用します。




タイ

チームタイのラインナップは、今年のブランパンGTワールドチャレンジ・アジアのプロアマクラス王者のVutthikorn Inthraphuvasakとポルシェ・スーパーカップにナンセンスるKantadhee Kusiriのコンビ。


エントラントはイタリアのダイナミックモータースポーツ、車両はポルシェ911 GT3-Rを使用する。




トルコ

FIA Motorsport Gamesの前身となった2018年のFIA GTネイションズカップの優勝国であるトルコは不変のドライバーラインアップ。


サリ・ヨロック、アイハンキャン・グーベンの2名で2年連続の国別対抗GT3世界一決定戦を戦う。


エントラントは日本でも人気のTF Sport。


車両はアストンマーティン ヴァンテージGT3を使用します。




イギリス

イギリスからは2018年イギリスGTのGT3クラスチャンピオンの女性ドライバー フリック・ハイと昨年のFIA GTネイションズカップに参戦したクリス・フロッグガットが参戦。


エントラントはイタリア代表と同じAF Corse、車両はフェラーリ488 GT3を使用します。




アメリカ

イタリア、イギリスと同様に、米国もAF Corse&Ferrari 488 GT3というパッケージですが、先日更新されたエントリーリストではエントラントが『Spirit of Race』へ変更。


スペンサー・パンペリーとロバート・フェリオールは、22カ国の代表の中で唯一のブロンズドライバーコンビではあるが、IMSAスポーツカーチャンピオンシップで経験を積んでいる故に期待される存在です。

 




まとめ

TEAM JAPAN

FIA Motorsport GamesのGTカップはイタリアのローマとヴァレルンガ・サーキットでGTカップ、ツーリングカーカップ、FIA-F4カップ、ドリフトカップ、カートスラロームカップ、デジタルカップの6種目が争われます。


各イベントの上位3位に金、銀、銅メダルが授与され、6種目でメダル獲得数のもっとも多い国のモータースポーツの管轄団体(ASN)がローマでの閉会式で初となるFIA Motorsport Gamesトロフィーを授与されます。


ALL Text by RacingDiary


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